コラム ー Today's talk
2025/06/19
素材が「似合う」を支える

骨格診断でお洋服のスタイリングを
ご提案している時に
お客様からよく言われるセリフがあります。
” これまで、服の素材のこととか
あまり気にしたことがなかったです~😅”
お洋服を選ぶとき、色やデザイン、
着用時シルエットを気にする方は
多いと思います。
ですが、素材に関しては、洋服を触った時や
試着した時の感触で、
着心地に違和感を感じなければOK!で、
素材そのもをじっくりみる、という方は
少ないのではないでしょうか。
素材というのは、
服の着心地に直結するところもあるので
そのような考え方になったとしても
何らおかしいことではありませんが、
その感覚にプラスして、
ご自身の骨格と相性の良い素材を
意識することで、よりお似合いになる服と
出会いやすくなる、ということがあるのです。
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例えば、着用時にゴムのように伸びる、
ストレッチが利いた服というのを
ご存じのかたも多いと思います。
これらの服は「ポリウレタン」という
伸縮性のある化学繊維で、
お洋服の生地に数%含まれるだけで
ストレッチ性を出すことができます。
伸縮性に優れた生地は、動きやすさを
向上させるので
レディースではパンツをはじめ、
様々なアイテムに使われています。
このストレッチ素材。
快適な着用感だけではなく、
素材の持つメリットが
実はデザインやシルエットにも
反映されているのです。
例えば、伸縮性がある、ということは、
シルエットに無駄なゆとりをとる
必要がなくなるので、
ジャストフィットするデザインや、
タイトな服のデザインのバリエーションが
広がることになります。
ストレッチ素材を骨格診断の観点からみると、
「フィットするデザインのものや、
コンパクトなサイズ感が
似合う骨格タイプのかたには
とても相性の良い素材である」
ということが言えます。
フィットするデザインのものや、
コンパクトなサイズ感が得意、といえば
骨格ウェーブですね。
骨格ウェーブのかたにとって、
「ストレッチ入り」のお洋服、というのは
着やすい、という機能的な側面とは別に
デザイン性、シルエット、サイズ感からみても、
とても相性の良いものであることが多いのです。
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このようなことを知っていれば、
お洋服を買うときに
品質表示欄をチェックすれば
その商品が自分と相性が良いか、なども
さらに分かってきます👍
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アパレル時代、パリコレにも参加している、
著名な国内ブランドの展示会に行った際、
そこの縫製工場担当者とお話する機会が
ありました。
「服のデザインというのは
そのデザインを表現できる生地が
あって初めて服として成り立つ。
そういう生地がない場合は、
素材から制作し始める。
素材への理解を深めてもらうと
デザインの良さがよりわかるようになる」
というような話をされたのを、
今回の記事を書きながら思い出しました
服に限らず、
どの分野においても「素材の見極め」が
完成度を高める、ということでしょうか。
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今回は、骨格ウェーブさんがお得意な
ストレッチ素材について書きましたが、
骨格ストレート、骨格ナチュラル、それぞれにも
デザイン性における相性の良い素材、というのが
あります。
当サロンの骨格診断では、骨格タイプ別に
上記のような観点からもお似合いになるお洋服を
ご提案しておりますので
「こういう服も私に似合うんですね!」という
驚きの声を頂戴することが多いです。
ファッションにおけるご自身の可能性を
広げたいかたは、
一度、当サロンの骨格診断を
お受けいただければ、と思います。
是非、お待ちしておりますね😊
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